フェールラーベンの服を着る

キツネのマークが目を引くスウェーデンのアウトドアブランド、フェールラーベンのウエアを買う意味について。
有名な素材のG1000は綿と化繊の混紡で丈夫だけが取り柄の40年前のハイテク素材。ワックスを塗って防風・防水性を調整するというのも、良く言えばこだわりの趣味人受けするやり方だが、悪く言えば時代遅れ。今はもっと手軽な良い素材がある。 もちろん頑丈さでG1000が悪いわけではないが。
いかんせん高級感はない。
デザインも垢抜けない。山岳ブランドなのだからあたり前だが。
しかも価格はやや高めときた。値引きもあまりしない。いったい誰がかうのか?とおもうが、私は結構好きである。
私はカジュアルなタウンウエアや屋外レジャーウエアとして着る。
日本の販売元のSSKの販売戦略のまずさが効果をあげて、知る人ぞ知るプチブランドとなっているので、アウトドアブランドとしてはいまいちだか、アウトドアテイストのタウンカジュアルとして着るには変化球としてちょっと面白い。
高いと言っても有名ファッションブランドに比べれば、屁のような値段である。全然安い。
これであまり人のきていないアウトドアっぽいテイストをもった服なのである。
しかもワンポイントのキツネマーケットは目をひく。実際女の子の受けも良い。全体的なデザインはもっそいが、着こなし甲斐がある。着こなせば受ける、もてる。
何といっても、手頃であまり人が着ていなくて、すこしワイルドで、かっこいい。そのくせ実際もてる。
だから私はフェールラーベンがラブな普段着として好きである。